「滑らず速い」はFXの正義!【約定力】のはなし

 

約定力がなければ、狭いスプレッドも意味がない

 

約定力とは、トレーダーの売買注文を忠実かつ迅速に成立させる能力のことです。

 

この約定力が低いと、自分の注文したレートと実際に成立したレートに差が生じてしまい、結果的に自分に不利なレートで約定してしまうことがしばしば発生してしまいます。

トレーダーは、その分損失を被ることになります。

 

わかりやすく単純な例でいうと、1ドル100.000円(100円)のレートで買い注文を出したのに100.010円(1銭多いレート)で取引が成立したとします。

1銭=100円の100分の1(0.01円)

 

そうすると、あなたは1銭分高く買わされたことになります。

1銭分の損ですね。

10万通貨で取引した場合は、約定した瞬間もう1000円の損失です。

今のは単純な例ですので、場合によって(業者によって)すべり具合もいろいろ変化してくるでしょう。

 

業界最狭スプレッドで「有利なトレード」をしているつもりでも、約定力が低い業者を使っていると「それって本当に有利なの?」という話になります。

いくらスプレッドが狭くても、エントリーしたいレートでエントリーできなければ結局余分なコスト(損失)がかさんでしまいます。

 

このように、取引コストというとついついスプレッドばかりに目がいきがちですが、FXで利益を上げ続けていくためには、この約定力がとても重要になってきます。

約定力がいまいちだとイライラしますし、ストレスも溜まります。

最悪、メンタル崩壊にまでつながっていきますので注意が必要です。

 

また、ハイレバレッジで大きな取引をする場合、ちょっとした値動きでも金額が大きく動くため、希望するレートで取引できないという約定力の低さは死活問題となります。

FX業者は、大々的にスプレッドの狭さをアピールしています。

しかし、いくらスプレッドが狭くても、自分の希望したレートで注文が成立しなければ、まさに「絵に描いた餅」です。

業者選びの際は、スプレッド以外の部分にも着目する必要があるのです。

 

約定力を知るための【3つ】の要素(スリッページ、リクオート、約定拒否)

 

約定力を判断する上で欠かせない要素が、スリッページやリクオート、約定拒否の発生率です。

スリッページとは、自分の希望したレートと実際に成立したレートに生じるズレのことです(有利なレートだったり、不利なレートだったりします)。

 

「すべる」と表現されることもあります。

先ほどの話と同じですが、たとえば、1ドル100円のレートで買う注文をしたのに、1ドル100円0.3銭のレートで約定していた場合、0.3銭分不利に(高い価格で)約定した(買わされた)ことになります。

10万通貨で取引した場合だと、300円分不利なレートで約定したことになります。

実質的には300円の損失です。

 

リクオートとは、為替レートの変動が激くなったときなどに、トレーダーの発注したレートではなく、現時点で取引可能な(通常は、顧客に不利な)レートで取引してもいいか業者側が聞いてくることをいいます。
重大な経済指標が発表されたときなど、相場が大きく動いたときに発生しやすくなります。

 

決定的なチャンスで「今だ!」とエントリー注文を出したのに「このレートで約定してもいいですか?」みたいな表示がでてきて、「はぁ!?」とか思っているうちに、その決定的なチャンスはもうなくなっていた、なんてこともあったりします。

約定拒否とは、読んで字のごとく、指定したレートでの取引を拒否されることです。

 

このようなトレーダー泣かせの現象は、いったいなぜ起こってしまうのでしょうか。

実はこういうことなのです。

DD(Dealing Desk /ディーリング・デスク)方式という約定方式を採用しているFX業者では、顧客とインターバンク市場(金融機関同士の取引市場)の間に業者自身が介入して顧客の注文を内部で処理しています(仲介役として直接インターバンクに注文を流すわけではない)。

 

DD方式は、OTC(Over The Counter)方式と呼ばれることもあります。

ちなみに、国内業者のほとんどがこのDD方式を採用しています。

DD方式を採用している業者は、自分たちに都合のいいレートをトレーダーに提示できるため、スリッページやリクオート、約定拒否などが発生しやすくなります。

 

この点、NDD(No Dealing Desk /ノー・ディーリング・デスク)方式を採用している業者はちがいます。

NDD方式では、業者は顧客とインターバンク市場の仲介役に徹して、手数料(主にスプレッド)だけで収益を上げています。

業者での内部処理(恣意的なレート操作など)は行われません。

NDD方式は「透明性・公平性が高い」と表現されたりもします。

 

NDD方式を採用する業者は、スプレッド(かれらの収入源)こそDD方式の業者より広めですが、スリッページだのリクオートだの約定拒否だのといった事態が発生する確率はDD方式の業者と比べて非常に低くなっています。

約定力が高ければ「比較的広めのスプレッド」というデメリットを十分カバーしているといるでしょう。

この約定力の高さはNDD方式の業者を利用する大きなメリットです。

ちなみに、海外FX業者のほとんどがこのNDD方式を採用しています。

 

【たとえば】XMの約定力はこんな感じ

 

ちなみに、XMでは約定力についてこう述べています。

XMTradingは、リクオートなし、約定拒否なしの厳格な方針を先駆けて採用することによって、公平且つ信頼できる取引経験を提供致しています。

さらに、全注文の99.35%は1秒以内で約定され、リクオートや約定拒否もありません。

弊社のビジネスモデルは、FXにおいて約定力が全てであるという確固たる信念に基づいています。

XMTrading公式サイト<当社について>より引用

 

「約定力が全て」だそうです。

 

最後にひとこと

 

繰り返しになりますが、FXの口座開設ではついついスプレッドばかりに目がいきがちで、見過ごされやすいのが約定力です。

スプレッドの狭さで口座開設したものの、頻発するスリッページやリクオート、約定拒否といったものにストレスを抱えながらトレードするはめになった、なんてことのないようにしたいですね(ほかの業者に口座開設すればいいだけですが)。

 

今回は、地味だけどとっても大事な「約定力」のおはなしでした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

<管理人が利用している海外FX>

🍎 XM公式サイト

 

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